これは、6月29日から7月1日までのボー・ティ・アイン・スアン国家副主席によるイタリア実務訪問に際し、在イタリアベトナム大使館のズオン・ハイ・フン大使の見解です。
イタリアはEU欧州連合におけるベトナムの3番目の大きな貿易相手国であり、一方、ベトナムはイタリアにとってASEAN東南アジア諸国連合における最大の貿易相手国です。2024年の両国間の貿易取引総額は69億ドルに達しました。両国関係について、フン大使は、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムとイタリアの関係は、深い歴史的基盤を持ち、強固かつ伝統的な友好関係に支えられています。特に、1928年にホー・チ・ミン主席がイタリアを訪れたことがあり、イタリアにホー・チ・ミン主席の名を冠した21の通りが存在することは、両国関係をさらに深める象徴となっています」
フン大使によりますと、二国間関係を新たな発展段階に引き上げるためには、両国は、戦略的な方向性に焦点を当てる必要があります。その中には、ハイレベルを含む各レベルの代表団の交換を強化すること、経済・貿易・投資・文化・観光分野での協力を優先課題にすること、そして両国の地方自治体間の協力を促進することが含まれているとしています。
(VOVWORLD)